再生エネ

地球温暖化対策に欠かせないエネルギーとして注目を集めている再生可能エネルギー

再生エネルギーの特徴

自然界が持っているエネルギーを電気や熱として取り出し、生活や産業に利用されている再生可能エネルギーには、3つのメリットがあって、まずひとつめは、石油などとは異なり、資源が枯渇することがないこと。

石油や石灰などの化石燃料は地下に埋蔵されている量は限られていますし、掘り出すごとに減少していくのですが、太陽光や風力などの自然のエネルギーは枯渇することがありませんし、何度でも繰り返し利用することができます。

クリーンエネルギー
クリーンエネルギー

2つめ、再生可能エネルギーというのは各国ごとの資源になるともいえ、日本の場合、石油などは中東諸国からの輸入に依存しており、仮に戦争や国同士の関係が悪化してしまった場合は、石油の供給がストップしてしまう可能性があります。

しかし、再生可能エネルギーであれば、国内の事情だけで確保できますし、他国との関係によってストップしてしまうというようなことが起こりません。

3つ目は、環境への負担が少ないことで、現在は地球環境が悪化してきており、巨大な台風や集中豪雨など世界各国で極端な気象が頻繁に起こっています。

この原因というのが地球温暖化であり、地球温暖化は人間の活動によって排出された二酸化炭素などの温室効果ガスが地球の平均温度を上昇させています。

化石燃料を燃やす火力発電では大量の二酸化炭素が排出されるのですが、これが太陽光や水力となると二酸化炭素は一切排出されませんので、地球にとってクリーンなエネルギーを確保することができます。