再生エネ

地球温暖化対策に欠かせないエネルギーとして注目を集めている再生可能エネルギー

再生可能エネルギー産業について

社会インフラというのは、エネルギー、交通、水道設備、通信や医療・福祉制度など社会生活や経済活動の基盤となるもので、この社会インフラを提供している産業はとても巨大な市場となっています。

夕日の風力発電
夕日の風力発電

エネルギー産業は、電力、ガス、石油、LPG、熱といった分野にわけることができ、再生可能エネルギーは電力や熱の供給において重要な役割を担うことが期待されており、現在では様々な業種の企業が新規参入しています。

主に、太陽光、風力、バイオマス、地熱、中小水力による発電がビジネスの中心となっており、多様なプレイヤーから構成されています。

熱利用においては、太陽光、バイオマス、地熱の3つが挙げられ、太陽集熱器は太陽の光エネルギーを熱エネルギーに変えて利用しますし、間伐材・廃材から作ったペレット燃料やバイオマス発電の排熱は暖房などに利用され、地熱発電で使った高温の蒸気や熱水は、農業用ハウスや魚の養殖などに再利用されています。

さて、これらの再生化のエネルギーの普及にともない、必要となってくるのが、蓄電池とスマートグリッドの2つの産業で、今後さらなる成長が期待されています。

というのも、再生エネルギーのうち、太陽光発電風力発電は天候の影響を大きく受けるので、安定した出力を得ることができませんから、そこで出力を平準化するために、電力を貯蔵する機能を持つ蓄電池が必要となり、蓄電池を使うことで、発電した電気をためておき、必要な時に使えるようになるというわけです。