福島県の2023年度の再生可能エネルギー導入量が、県内の電力消費(需要)量と比べ、102.9%となり、初めて100%を超えたのだそうです。
2023年度までに導入した再エネの発電量は、1502万9000MWhに達したのだそうで、県内の電力消費量である1460万6000MWhを超え、102.9%となったようで、この再エネ導入量には、福島送電を通じて東京電力管内に送電する太陽光発電も含まれています。
県統合計画における目標は、2025年度100%、2026年度以降100%以上であり、3年前倒しで目標達成し、同年度の再エネ導入実績(大規模水力発電を除く)は、対前年比7.5%増の3961MWとなりました。
エネルギー種別では、太陽光発電が3192MW、風力発電が239MW、小水力発電が21MW、地熱発電が20MNW、バイオマス発電が478MWとなっており、電力以外も含む県内エネルギー需要に占める再エネ発電量は54.9%に達しており、引き続き再エネ導入拡大を進め、2040年の再エネ導入目標100%を目指していくとのこと。